風薫る5月
暖かな陽気と共に草木の匂いが風に乗って届く季節になりました。
元号も平成から令和へと変わり、光風会もこの5月1日で創立して24年周年を迎えました。毎年恒例行事の創立記念式典を今年も行いました。のばら園・すみれ園の利用者の皆さんからもたくさんのお祝いの言葉を頂きました。
先日「薫陶」という言葉に触れる事がありました。
恥ずかしながら今まで耳にした事が無く、どう読むのか意味も分かりませんでした。
調べてみると「くんとう」と読むという事。陶器を練る際に、香を焚いて良い香りを染み込ませる事から発展した言葉ということがわかりました。「徳を持って人を感化し、より良い方向へ導く」という意味だそうです。
人と人とが無理なく関係を深めていく印象を持ちました。お互いに穏やかに感化しあいながら、じっくりと日々を過ごしていく。そんな人間関係を育みつつ、我々支援者は利用者の皆さんと共に歩んでいきたいと思います。
(のばら園園長 廣井信行)
