社会福祉法人 光風会

1枚の写真から

先日、「神奈川県立三浦しらとり園」の創立50年史の記念誌をいただいた。
50年史のページをめくっていると1枚の写真が目に飛び込んできた。神奈川県立長沢学園時代の小川譲三園長と一緒の写真、40年ほど前の児童施設のソフトボール大会後の写真である。このような写真がよく残っていたなと感慨にふけった。当時は、運動会のお手伝い、ベルマークの整理、三浦臨海ホームでの海水浴のお手伝いなど多岐にわたっていた。鎌倉の「小さき花の園」ではクリーニング作業を担った。私の福祉人生の出発点でもあり感慨深いものがある。

横須賀で会社勤めをしていた頃、市の青少年課が企画した「ボランティア教室」に申し込んだのがきっかけである。「小さき花の園」の職員であった飯野さん、県職員の成瀬さんなど、県内の施設関係者が講師として名を連ねており、ボランティア教室の体験実習で障害者施設に伺ったのがきっかけである。
ボランティア活動を続けていたが、オイルショックの時代で「重厚長大産業」が敬遠され「軽薄短小のサービス業」に少しずつ移行する時代だった。希望退職を募っていたこともあり退職。まさか福祉の施設に勤めるとは夢にも思っていなかった。

縁あって横浜市保土ケ谷区にある恵和学園の門をたたいた、前田直蔵園長から「働いてみなさい」と言葉をかけていただいた。「のんき・こんき・げんき」三つの「き」を大切のしなさいという言葉が印象的だった。
福祉の資格がなかったので、神奈川県社協の社会福祉主事講習の受講させていただき、仲村優一氏や阿部志郎氏の講義を聞くことができた。その後も神奈川県施設協会の従事者会や主任会・部課長会などいろいろなことを経験させていただいた。

三浦しらとり園の50年史がいろいろなことを思い起こさせてくれた、異業種から福祉の世界に入り、40年近くが経過し、人のつながりの素晴らしさを実感している。