社会福祉法人 光風会

避難準備情報

 平成28年8月30日、台風10号から変わった温帯低気圧の影響で北海道や東北では記録的な大雨になった。岩手県岩泉町のグループホームでは9人の高齢者が川の氾濫による浸水で亡くなった。また北海道では3人方が行方不明なられた。美しいパッチワーク状の畑で知られる富良野地方でも浸水被害があり、多くの農作物が多大な被害をこうむった。
 グループホームの高齢者が亡くなった岩泉では、「大雨洪水警報」が発令され、事前に「避難準備情報」が出されたが、避難していなかったことが今回の災害で指摘されました。「避難準備情報」とは、災害弱者と呼ばれる高齢者や障害者など一人で避難できない「災害時要援護者」は、まだ一般の人が避難しない「避難準備情報」の段階で避難を始めることになっているためなぜ避難しなかったのか問題視されたものです。
 ここ横浜でも、9月20日、台風の影響で大雨警報が発令され、保土ケ谷区でも急傾斜地などがけ崩れのおそれのある地域に対して17時、「避難準備情報」が発令された。
該当地域では、保土ケ谷区役所の広報車が「避難準備情報」と「避難所」が開設されたことを周知していた。
光風会でも「蒼風」と「のばらホーム」の二つのグループホームが危険区域にあったため、避難するか検討され、高齢者のいる「蒼風」の利用者を避難所である「岩崎小学校」に避難しようと決定した。
私も我が家が急傾斜地にあり、今後のことも考え、17時45分頃、妻と二人で岩崎小学校に避難したが、避難所等のお知らせもなく体育館では浜っこクラブの子供たちが走り回っていた、浜っこの支援者に避難所の話をしたが「わかりません」ということで学校の職員室に連絡してくれた。保土ヶ谷区役所の担当者が2名きてくださった。
そこで光風会のものですが、避難準備情報が出されたので、避難してもいいですか確かめる。岩手のことをお話しし、グループホームの利用者の皆さんが避難してきますとお伝えした。 蒼風の利用者4人と担当部長とグループホーム世話人が18時40分岩崎小学校に避難した。
体育館ではフットサルグループが活動しており、落ち着けない状況、結局フットサルの活動に邪魔なので舞台に上がる、毛布等も用意されていない状況で、とても夜間過ごせないので20時15分のばら園に移動した。(のばら園は保土ケ谷区福祉避難所指定)
22時55分には「避難準備情報」解除、「避難所」も閉鎖となった。早めに対応したことで移動もスムースにできた。翌朝、6時前には蒼風に戻り、今回の避難を終了した。
今回、避難を実際に体験することで、避難所の実情など多くの学びがあったので今後の災害に役立てていこうと思った