社会福祉法人 光風会

全国大会(高知)に参加して

全国大会(高知)に参加して

平成27年10月14日~16日の日本知的障害福祉職員全国大会に参加した。初日の鼎談で中央大学法学部教授の宮本太郎氏の「優生学的な未来を回避する」という話、未来は近づいている。なぜ障害者は生まれるか?いてあたり前だからである。認められる居場所を多く作る。社会保障給付は税金を国民に返すことであり払ったのは国民のはず。北海道療育園の理事長岡田喜篤先生は宮本先生の話は身に染みてよくわかる。自分だけの問題ではない、多様性を持って当たり前、井上げんじ先生が言われたことですが、みんながベートーベンみたいな人だったらおかしいでしょう。人は皆違うからベートーベンは天才音楽家であったはず、人間の歴史は10万年しか経過していない、10億年経過したらどうなっているのか。私は、「優しさを知的障害の人からもらった、生きてよかったと思うのは知的障害の人たちのおかげである」という言葉はとても感慨深かった。

2日目は「土佐の六策」~「育」「生」「暮」「働」「老」「輝」の分科会である。第2分科会に出席。「生」~いきいきと生きるために~北九州市立大学文学部の小賀 久氏

当たり前になりがちな日々の支援や職場風土を見直しつつ、福祉従事者、ひとりの人として様々な視点で「生きる」意味を見つめる。生きるための条件支援現場では原点回帰をすすめ、生き生きと生きるために、生活の三要素である「衣」「食」「住」とさらに三つの「医」「職」「自由」を加えた6要素を大切にした支援を実行していくとの話であった。

衣食住に加えた三要素は初めて耳にしてなるほどと思った。

3日目は延光寺長老の増田全英和尚の遍路の起源、布施の三条件や無財の七施は「眼施」「和眼施」「言辞施」「身施」「心施」「牀座施」「房舎施」布施の心得はとても興味深かった。私たちの日頃の行動に生かすことで心穏やかな支援ができるのではと思った。

基調講演は、高知県出身の直木賞作家、山本一力氏の「出番に備えよ」という話。幼少期、高知で過ごされたことを話してくださった。小学生時代の旧友との交流で蛍橋付近での夏祭の出来事、情況も含めてお話をしていただいた、蛍の生態についてめっぽう詳しい少年の話で、自分の知り得ない情報をたくさん持っていてその子といると安心して遊びに没頭できたという、心温まる話で、自分の小学生時代と重なってうなずきながら聞き入った。山本氏の著書を2冊購入しサインをいただいた。(あかね雲はもちろん)

今回の高知大会では第三分科会で河原雄一さん、第4分科会の阪口光男さん、第6分科会高山和彦さんなど日頃からお世話になっている方が講師として話をされていた。(内容については「さぽーと」12月号参照)

今回一番うれしかったことは鼎談で登壇された岡田喜篤先生とお話しできたことだ、何回かお電話はしたことがあったが、写真まで一緒に撮っていた

だきとてもうれしかった。